2020-07-14 (Tu) [長年日記]
_ boot manager を設定
どうしてもデフォルトが Linux にならない…
efibootmgr で設定しても、再起動すれば必ず忘れてる。
/dev/nvme0n1p1
(Windows の ESP) に置いてみたら、
少し行けそうな感じだったけど、
むしろ Linux のエントリが消えたり、さっぱり初期化されたり、
すごく意味不明。
で、ぐぐってると、Windows ESP の /EFI/Microsoft/Boot/bootmgfw.efi
を
systemd-bootx64.efi
で置き換える、という荒業を発見。
/EFI/Microsoft/Boot/bootmgfw.efi
は /EFI/Microsoft/bootmgfw.efi
にでも
コピーしておけば、BIOS の Boot Manager からファイル指定で起動できるし。
ただ、場合によっては Windows が書き戻してしまうかもしれないらしい。
あり得る話だ。
試したところ、とりあえずばっちり。 BIOS Boot Manager を起動しても Windows を起動しても、 次回デフォルトで systemd-boot が起動する。 今のところ書き戻しも発生しない。 ただし Windows Update があった場合とかは心配かな。
で、一つ問題が。
systemd-boot に Windows 起動用エントリを追加したら、 デフォルトがそれのまま変わらなくなってしまった。
/boot/loader/loader.conf には
default arch
を書いてあるのに…
メニュー画面で d
キーを押すことでデフォルトを不揮発 EFI 変数に格納
できるらしいので、それでデフォルトを設定した。
メニューに「⇒」マークが付いた。
default が効かないとか、初めてだわ… さすが systemd、意味わからん。
ところで、 HP は Linux に優しいと思ってたんだけど、気のせいだったんだろうか。 efibootmgr で設定した設定を忘却するとか初期化するとか、 ひどいやろ… Lenovo の方がよっぽどマシだったわ。 Lenovo は一時期セキュリティ的にひどかったからまだ避けてるんだけど (見た目的にもいまいちだから、今回の選択肢には入らなかったけど)。
_ tar で固める際に進捗を知る
大量のファイルをバックアップする際。
tar zcf /bak/backup.tar.gz .
これだとエラーメッセージは出力されるけど、進捗がわからない。
v を付ける。
tar zcvf /bak/backup.tar.gz .
これだと進捗はわかるけど、エラーメッセージが出ても流れていって、 気づけない。
どうするか。
方法その1
端末を2枚開く。片方を /dev/pts/0
、もう片方を /dev/pts/1
とする。
/dev/pts/0
で以下を実行する。
tar zcvf /bak/backup.tar.gz . > /dev/pts/1
すると、エラーメッセージはこの端末に、進捗はもう片方の端末に出力される。
これでいいならいいけど、ファイルサイズが欲しい。というか、
tar tvf
して欲しい。あと一息。
方法その2
端末を2枚開く。
/dev/pts/1
:
echo -n '' > /bak/backup.tar.gz
tail -f /bak/backup.tar.gz | tar ztvf -
/dev/pts/0
:
tar zcf /bak/backup.tar.gz .
これで、固めながら、随時 tar tvf
してくれる。
おお、なかなかいい案だ。
今まで、時々 tar tvf
することしかできてなかった。