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2019-10-17 (Th) [長年日記]

_ dbus についてふと気づいた

ふと気づいた。

dbus は bus である。…かどうかはともかくとして、 一箇所から送ったらみんなに届くようにしたい。

それなら、プロセスを1個上げて、みんなでそこにつないでもらって、 そのプロセスがみんなに転送すればいい。

どこにつなぐかは環境変数に持たせればいい。

dbus-run-session は、転送プロセスを上げて、環境変数をセットして、 指定されたプログラムを起動する。

環境変数は、明示的にクリアしない限り、全ての子孫プロセスに引き継がれていくから、 こうすれば dbus-run-session 配下のプロセスは全て dbus に接続できる。

それだけのことか…… 気付かなかったわ sweat_drops

ついでに、dbus-launch は環境変数を代わりに標準出力に出力して、あとは如何様にでもしてくれ状態ってことか。

_ fcitx5 ?

fcitx5 なんていうものを発見したので、ビルドしてみた。

ただ、config tool が kde 用しかないのね。kcm-fcitx5-git。

qt4 が必要らしいので、いまさらビルドしてみよう。

…と思ったんだけど、随分いろんなパッケージに依存してる。 mariadb-libs とか postgresql-libs とか。 なんでそんなもん両方に依存してんだ? optional な依存じゃなくて必須の依存。

頭悪いなぁ... 誰が頭悪いのだろう。開発者? パッケージメンテナ?

パッケージメンテナとしては、両方使えるようにする必要があると思うんだ。 けど、両方を必須にする必要はないはずで、片方は optional でいい。 …はずなんだけど、それをしてないということは、 qt4 がそういう後から追加できる構造をしてない、ってことなのだろう。

やっぱ開発者だろうな。


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