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2020-09-22 (Tu) [長年日記]

_ GDM 経由でログインすると ibus がおかしい

ibus の候補ウィンドウが表示された瞬間、確定されて、候補ウィンドウが閉じてしまうう。

なんだこりゃ。

最近変えたことって言えば、GDM からログインするようにしたことだけど。 関係あるんだろうか、と思って、素で login して wayfire を手動で起動したら、 何も問題なく日本語入力できる。

う〜〜ん…

素でログインして wayfire を起動した場合は、 いろいろ環境変数を引き連れてるはず。

でも、GDM 経由の場合はそうはならない。 不便なので、~/.config/environment.d/*.conf に書くようになってる。 書いたら、reboot が必要。もうちょっといい方法があると思うんだけど、 とりあえず reboot。

それでは回避できなかったので、 環境変数をいろいろいじりながら、ibus-daemon -drx で再起動しながら 変換しながら、様子を見る。

その結果、XDG_SESSION_TYPE=wayland が邪魔していた。XDG_SESSION_TYPE=tty に すると問題なくなった。 ただ、この環境変数、私はセットしてないんだよね… どこかで自動でセットしてるはず。

*.conf でセットしても上書きされるっぽいかな。 仕方ないので、環境変数を設定してから ibus-daemon -drx する wrapper script を書いて、これで起動。 さらに、なんでか *.conf で設定してるはずの PATH が元に戻ってるようなので、 フルパスで起動。

これで日本語変換できるようになった。

今に始まったことじゃないけど、systemd のセンスの悪さにも困ったものだな。 shell script を読み込んでくれればそれでいいのに。 おかげで、コマンドの実行結果を環境変数に埋め込む、なんてことができない。 今までユーザはそうしてきたんだから、それを踏襲すればいいのに、 どうしても新しい様式を作りたいらしい。


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